木造住宅における木部の腐朽やシロアリによる被害の総額は、全体でみると火災によるそれを超えるといわれており、住まいの災害として深刻なものであるといえます。 木材を腐らせる菌の種類は多数ありますが、木材を完全に破壊し、建物の強度低下の原因となるものは、木材腐朽菌とよばれるキノコの類です。
住まいに大きな被害を及ぼすシロアリは、主としてヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。前者は北海道の一部を除いて日本全国に、後者は関東地方以南に分布しています。両者とも湿った木材を好み、湿気の多い床下などに害を及ぼしますが、イエシロアリは自ら水分を運ぶことができるため、その被害は小屋裏まで及ぶことがあります。
腐朽菌による被害を受ける部分とほぼ同様です。点検の際は合わせて注意するようにしましょう。
@床下にカンナくずや木片が残ってないか確認しましょう。
A建物周囲に木柱や木の垣根、木片などがあると、ここを巣としてシロアリが繁殖する場合があります。敷地内に木片を残したり、埋め込んだりすることはやめましょう。